ロックンロールの秘密/ボーズのある部屋


 Hi!  山川健一です。『ロックンロールの秘密/ボーズのある部屋』という本を作りました。"I'M HERE books"の第4弾です。ご希望の方は、原宿Gimme Shelterの通販ページでお申し込みください。
 書店での販売は、ヴィレッジバンガードの全国ショップでお買い求めになれます。

はじめに

 ようこそ、ロックンロールの世界に。
 1960年代に生まれ、1970年代に劇的な変化を世界にもたらした音楽が今も愛され続けているのは、素晴らしいことだとぼくは思う。ロックンロールは、才能ある聴き手に恵まれたと言うべきだ。
 この小さな本は、"I'M HERE books"の第4弾だ。ただし、これは本屋さんで売っているわけではない。実験的に、ぼくがインターネット上でだけ販売する最初の本だ。
 あなたの音楽生活が今より少しだけ豊かになれば、という願いを込めてこの本を書いていくつもりである。
 この本の内容は、音楽の、とりわけロックやブルースの秘密にぼくが迫るというものだ。と言っても、これまでに書いてきたロック評論やブルースマンの伝記ではない。もっと、スペシャルなものだ。というか、楽屋話みたいなものかな。  ビート・ミュージックというのは、聴き方がある。コツがあるのだ。もちろん、それはビート・ミュージックには限らない。すべての音楽は、音の組み合わせから成り立っており、それを楽しむべきなのだとぼく思う。そのためには、ちょっとしたヒントが必要だ。
(中略)
 旧くからのロックファンのなかには、コンピュータやインターネットの登場を快く思ってない人も多いようだ。だが、デジタルはロックンロールの復活にとって、大きな味方なのだ。たとえば音楽の提供のされ方の変化は、単にコンピュータのなかの出来事であることを超えて、多くの人々のスタイルを変化させるだろう。それは、今のぼくらが考えている以上に大きな変化を世界にもたらすだろう。
 さあ、前置きはこれくらいにしよう。
 この小さな本を読んで、音楽を自分のものにしてほしい。
もくじ

第1章 誰もが、ゴーギャンのように

第2章 ビート・ミュージック入門

第3章 リスナーのあなたがロックする方法

第4章 色彩としてのロックンロール

第5章
この一瞬"ROCK"するためにこそ、たっぷり"ROLL"する必要がある

第6章
アマー・G・ボーズ博士インタビュー
「インドの神秘とMITの数学が生んだ、ボーズの哲学」

第7章 ロックンロールのもうひとつの秘密

   

●写真はぼく自身。本を挟んだギターは小川義文にもらったFenderMustang'74だよ。と言っても、見えないか。