I N T E R V I W


アンケートへの回答、第1報
「山川健一 Internet Selection」(仮題)に関するアンケートをお願いしたら、3日でこんなにたくさん回答をいただきました。みんな、ありがとう! こいつを第1報ということで、アップしておきます。協力してくれたみんな、感謝します。


名前=N
性別=女
年齢=26
好きなカテゴリィ=愛と欲望
シリーズ全体の冊数=6冊以上。全集でも買うぜ。
作品名&感想●
健さんは、やっぱり愛の小説家だと思うよ。セックス書いても音楽書いても、わたしが好きなのはどうしても愛的な部分です。だから、シリーズのタイトルはLOVEでキマリ……って、無責任? で、Love1,Love2,Love3ってつづいていくの。それとも、カラーでわけるとか。Blue Love,Red Love,Green Loveみたいに。で、ブルーは耐える愛、レッドは激しい愛と欲望、Greenは「パーク・アヴェニューの孤独」みたいな穏やかな愛にたどりつく、みたいな感じにしてほしいです。
rock@yamaken.comからのコメント●なるほど、それは新しい発想だね!
 
名前=O
性別=男
年齢=27歳
好きなカテゴリィ=ロック小説
シリーズ全体の冊数=6冊以上。全集でも買うぜ。
作品名&感想●
「ティガーの朝食」が一番読みたい。上のカテゴリィからははみ出しているように思いますが。これに「bとその愛人」などをあわせて、1冊作ってほしい。「綺羅星」や「窓に残ったかぜ」もここがいいとおもう。あと、ロック小説のカテゴリィでは「鋼のように、ガラスのように」をいれてほしい。個人的には中篇では1番好きだし、「ロックス」に通じるものがあるとおもう。カテゴリーのしかたでは、「さよなら・・・」と「水晶の夜」、「鏡の中の・・・」などで、「少年」というまとめかたでもいいと思う。『星とレゲエの島』がどうしても読みたいです。できたら『壜の中のメッセージ』から『ママ・アフリカ』までの4部作を一冊にしてほしいな。
rock@yamaken.comからのコメント●少年小説? それはいいかもしれないな。

名前=S
性別=男
年齢=34歳
好きなカテゴリィ=ロック小説
シリーズ全体の冊数=全1冊がいいと思う。
作品名&感想●
山川さんが書いて後悔したと言っておられた、ロックスがいい。『書き直す』って、いったいどこを書き直すのか興味があるから。シャープにまとまっていて、厳選された感じがするので、一冊にまとまっていた方がいい。『Good-by Internet』てぇ名前はどうでしょう。インターネットで投票しました、なんて帯にでも書いておけばいい。
rock@yamaken.comからのコメント●インターネットで投票しましたって帯に書く。そのアイディア、もらっちゃおうかな。

名前=K
性別=女
年齢=32。
好きなカテゴリィ=愛と欲望
シリーズ全体の冊数=4冊から5冊かなあ。
作品名&感想●
作品集なので、いろんなカテゴリィのものを読みたいと思います。長編小説の中で、一番に読みたい小説は、デビュー作の『鏡の中のガラスの船』です。『スパンキング・ラヴ』の中原千愛さんの解説に、『鏡の中のガラスの船』について、二十三歳の新人作家がはじめて読者に突き付けた個性とは、彼の描く生命力そのものだろう。繊細なタッチで、鋭利な感覚を刻み込みながら、筆者は全体を通じてひじょうに強く社会を生き抜いていこうとする自分自身の意志を描いている。と、書かれてありました。山川さんのロックや文学の原点みたいなもの、山川さんが初期に描いた生命力を読みたいと思いました。そして、『文学の世界地図、第1回、ヘンリー・ミラー』で、書かれてあった『鏡の中のガラスの船』のエピグラフを読んで、小説を読みたいと思いました。なかなか手にはいらないこともあって、とても読みたいです。
『僕らは嵐の中で生まれた1』は青春小説でとても好きで、『水晶の夜』を読んだとき、森からの癒しみたいなものを感じました。『安息の地』は、自分を含めて人間についていろいろ考えさせられたので、これらは、多くの人にも読んでもらいたいなと思いました。
 それから、『星とレゲエの島』や『ママ・アフリカ』で自然の神秘や母なる大地に触れて、自然に涙が出てきました。ロック小説や『水晶の夜』を読んだ後に、レゲエを通して『星とレゲエの島』や『ママ・アフリカ』を読みたくなりました。作品集の中に入っていたらいいなと思います。
 中・短編小説の中では、センチメンタルなものも少し変わったものも読みたいのですが、まだ読んだことがなくて、どことなく日本文学している、ということで、『サンタのいる空』と『綺羅星』を読みたいと思いました。タイトルがとても好きです。わたしは車もオートバイも乗らないけれど、オートバイ小説の中では、オートバイでロードを走る時に傾いて見える風景、通り過ぎる風の匂い、遠くにかすむ海の輝き。そうしたものを書いたオートバイ小説。という解説を読んで、そうしたものをすごく感じたいと思ったので、『ライダーズ・ハイ』を読みたいです。
小説のカテゴリィ分け、とても大変そうですが、小説を選ぶのに、少しでも参考になったら嬉しいです。暑い日が続くようですが、体調に気をつけてくださいね。
rock@yamaken.comからのコメント●二十三歳の新人作家、そういう頃があったんだよね。

名前=J
性別=男
年齢=34歳
好きなカテゴリィ=その他
シリーズ全体の冊数=6冊以上。全集でも買うぜ。
作品名&感想●
KENさんがミックをお手本に大人になったように、 オレはKENさんを手本に大人になった。それでヒドイめにあったこともあるが、恨んじゃいない。感謝してる。ほんとの話だ。今回の作品集の企画は、メデタイ。よかったな、と思う。しかし、ジャンル分けなんてのは下らない。なんとか小説、というのは嫌いだと前から言っていた山川健一が、どういうジャンルに分けたらいいなんて読者にたずねるなんて、笑っちまうね。だけど、そこはミックしてるんだろうと理解することにした。一流出版社の編集者に、映画監督と話す時のミックみたいに、「それで、いくつかのジャンルに分けるってアイディアはどうかな?」なんてカマしているKENさんの顔が見えるようだ。だから、それはそれでいい。
 でも、オレは忘れないでほしいと思う。たとえばオレが信用してる日本人の作家は、あんただけだってことを。そういう奴は、けっこういると思うよ。なんとか賞なんてものを、もらえないのか拒否してんのかオレにはわからんが、とったことさえない。日本の文壇には、ゲッとするぐらい賞ってものがあるのに、そういう下らない世界とは無関係に、まさにストーンズの「オレ様の王冠に宝石はいらないぜ」って世界をずっと生きてきたのは、賞賛に値するね。かっこいいと思う。いや、そこにはかっこいいというようないい加減な感想じゃなくて、男ってものがあるいは人間ってものがどうやって生きていけばいいのかという、本質的な姿勢があるとオレは思っている。本人がどう言おうと、山川健一は日本のジャック・ケルアックで、しかもあんたの「さよならの挨拶を」はケルアックの「オン・ザ・ロード」よりずっといい。
 しつこいようだが、ミックが死んだらあんたは泣くだろう? あんたが死んだら、オレはきっと泣くと思う。ジャンル分けなんてことにこだわらずに、最高の作品集にしてほしい。
rock@yamaken.comからのコメント●了解!

名前=S
性別=男
年齢=36歳
好きなカテゴリィ=その他
シリーズ全体の冊数=6冊以上。全集でも買うぜ。
作品名&感想●
「ママアフリカ」を読んだことがないので、ぜひ入れてほしいです。 indexのページにあった長編4部作ということで、「壜の中のメッセージ」「パークアベニューの孤独」「星とレゲエの島」といっしょに集めて、たて続けに読んでみるとまた昔読んだ時とは違った感動があるのでは、と思ってます。
あと、小説だけでなくその他の作品も何かひとつのカテゴリィとしてくれるとうれしいですね。(「印象派の冒険」「ライオンの昼寝」「セイヴ・ミー」とかも当時買い損ねたので・・・) いずれにしてもすべて買いますので、絶対に刊行してください。
rock@yamaken.comからのコメント●連作長編4作で1200枚。これで1冊ってのは物理的に無理なんじゃないかな……。

名前=Y
性別=女
年齢=29
好きなカテゴリィ=愛と欲望
シリーズ全体の冊数=4冊から5冊かなあ。
作品名&感想●
AppleJamはショックでした。すごく好きな作品なんだけど、このシリーズに入れるには新しすぎるのかな? 具体的にはKenさんが編集の人と相談して決めるのがいちばんいいと思うけど、ひとつお願いがあります。それは、これを機会にKenさん自身が自分の過去の作品をちゃんと読み返してほしいということです。昔の小説はストーリーもよく覚えていない、みたいなことをどこかに書いてたでしょう? それで、書き直したくなったら、書き直さないで、そのエネルギーで新しい小説を書いてほしいです。もう、ほんとに今のKenさんがなにを考えているのかということを、私は知りたいのです。いつもいつも知りたいと思っているのです。自分や社会に何かがあると、Kenさんならどう思うんだろうって、そう考えてしまうのです。それを知るには、新作がいちばんだから。
rock@yamaken.comからのコメント●はい。わかりました。

名前=G
性別=男
年齢=33
好きなカテゴリィ=愛と欲望
シリーズ全体の冊数=4冊から5冊かなあ。
作品名&感想●
『安息の地』を読んだ直後だったら、ぼくはこの企画を聞いたらがっかりしたと思います。あの小説で、健さんは変わったというか、過去のスタイルを棄てたと思ったからです。『安息の地』は凄い小説だと思いますが、そっちの方向にだけ突っ込むのはやめてほしいなというのがぼくの個人的な感想です。で、棄ててしまった世界を選集にまとめる、というのでまるで墓石や銅像でも建てるみたいです。でも、Macintoshやデジタルワールドとの出会いが健さんをリフレッシュさせたようで、『アップル・ジャム』や『ヴァーチャル・エクスタシー』では以前の健さんが帰ってきた、という印象を持ちました。だから、時期的にとてもいいと思うのです。
 ぼくは、やはり、第1冊めの最初の小説は「天使が浮かんでいた」にすべきだと思いますが、どうですか?
rock@yamaken.comからのコメント●『安息の地』は『クロアシカ・バーの悲劇』と同じように、作家としてのぼくの試行錯誤のひとつなんだよ。

名前=K
性別=男
年齢=33
好きなカテゴリィ=オートバイ小説
シリーズ全体の冊数=6冊以上。全集でも買うぜ。
作品名&感想●
山川さんの作品は殆どすべて読んでいるのですが、「ライダース・ハイ」と「バイクフリーク達の午後(?)」の二冊が未読です。あなたのいわゆる「バイク」小説に触発されバイクを購入したので一連のバイクものに思い入れがあります。
 初めて読んだのは忘れもしない「みんな十九歳だった」です。上京した十九歳の時によみました。「ミック・ジャガーもデヴィッド・ホックニーもみんな十九歳だった」この惹句はいまでも忘れられません。沈み込んでいた当時の僕に何かしなきゃ、って気持ちにさせてくれたエッセイでした。文中、「いつかアーウィン・ショーみたいな小説を書きたいんだ」とありました。いまでも僕は期待して待っています。
rock@yamaken.comからのコメント●ありがとう。いつか、きっと書くよ。

名前=T
性別=女
年齢=36
好きなカテゴリィ=ロック小説
シリーズ全体の冊数=4冊から5冊かなあ。
作品名&感想●
実は、「マッキントッシュ・ハイ」「ローリング・ストーンズが大好きな僕たち」以外の山川健一さんの本は読んだことがないのです。すみません。「ルーディーズ・クラブ」は時々買ったことがあります。そういう訳で、これから山川さんの小説を読もうとしている私としては、何でも読んでみたいと思っているので、このシリーズは、とてもタイミングが良いというか、楽しみです。何かちゃんと読んでみて、またここに書き込みするかもしれませんが、今は気分的にロック小説が読みたいです。
rock@yamaken.comからのコメント●小説もおもしろいよ。

名前=R
性別=男
年齢=29
好きなカテゴリィ=ロック小説
シリーズ全体の冊数=4冊から5冊かなあ。
作品名&感想●
前に「安息の地」を読んだ時、これは山川さんがかつての『さよならの挨拶を』をリライトしたんだな、と思いました。リライトというと変ですが、同じような精神世界を、少年の側だけではなく、PTAや教師にもわかるように翻訳したんだなと思ったのです。  それはそれで素晴らしいことで、文章の力というか、小説としては完成度が高くなっていて驚きましたが、一抹の寂しさがあったのも事実なのです。ヤマケン節というか、「こんな世界ぶっ壊してもいいんだぜ!」みたいな潔さが、大人の視点が入ることによって失われてしまってるみたいで。山川さんが大人になってしまったようで……って、大人の山川さんに失礼な言い方かもしれませんが、そんなふうに感じました。
 年齢的には大人の主人公でも、たとえば「JOY」に入っていた「稲妻のような速さで毎日を」になんかはアキラの面影があって、ぼくは好きです。
 だから、今回の企画では、他の作家が絶対に書いていないような山川さんの世界を見せていただければ、と思います。もちろん、恋愛小説だってオートバイ小説だって山川さんに独特なもので、でもやっぱり、不良少年ものが最高です。作品でいうと「鏡の中のガラスの船」「さよならの挨拶を」「水晶の夜」はぜったいに外してほしくないです。それと、よけいなことかもしれませんが、書き直しは、しないほうがいいと思うのですが。
rock@yamaken.comからのコメント●書き直しはしないほうがいい? なるほどね。そういう考え方もあるよね。

名前=K
性別=男
年齢=33
好きなカテゴリィ=ロック小説
シリーズ全体の冊数=全1冊がいいと思う。

作品名&感想●
ロック小説ってかいたけど、ロックっていえばセックスも必要だね。 (僕は「ドラッグはいかさない!」って思ってます。酒はOK!です。
それと僕の親愛なる彼女が好きな言葉、僕も好きな言葉があるんだ。
それは「孤高」!!
この言葉が縁で親友になったんだけど、彼女には彼がいるんだ。(せつない!笑)
わかっているから「好きだ」とは言えるけど、「愛してる」とは言えない。
僕の気持ちを伝えて、僕のほうを向いてもらうためには、
僕が唯一仕事以外でできること、それは「ロック」しかないと思っています。
曲を作って、歌詞考えて、ドラム、ベース、ギターのリフやアレンジ考えて
4トラックのカセットに録音します。33歳にもなって「ラブレター」
(手紙じゃなく、曲つくりをする)なんて思いもよらなかったな!笑
恋してるんだよね!(これはほんとうの話です。)
すみません!こんな実話では小説になりませんね!それでは!!
rock@yamaken.comからのコメント●せつない話だねえ……。いい男になれるよ。

名前=M
性別=男
年齢=26だけど
好きなカテゴリィ=その他
シリーズ全体の冊数=全1冊がいいと思う。
作品名&感想●
単なる傑作選に終わったら、昔からのファンには退屈でーす。
それに文庫版にしなくちゃ。これからのファンのためにも。
rock@yamaken.comからのコメント●文庫で1冊? それは潔いけど、選ぶのに死ぬほど悩むだろうな。

名前=Y
性別=男
年齢=31
好きなカテゴリィ=オートバイ小説
シリーズ全体の冊数=6冊以上。全集でも買うぜ。
作品名&感想●
オートバイ小説が読みたいのですが、全部読んでるんですよね。だからわがまかもしれないですけど、オートバイエッセイをぜひ書いてほしいです。(昔と現在では単車に対する考え方も変わっているとおもいますんで。)ムリですか?
rock@yamaken.comからのコメント●それは、どこかで新しく書くよ。うん、約束する。

名前=F
性別=女
年齢=24歳 好きなカテゴリィ=暴力と殺人
シリーズ全体の冊数=6冊以上。全集でも買うぜ。
作品名&感想●
健さん、よかったねー。健さんにとっても、それ以上にわたし達読者にとっても、最高の企画だと思います。この間の「山川健一への100の質問」の回答も、ちゃんとプリントアウトして、製本までして毎日持ち歩いてます。健さんの本はわたしのバイブル、というと大袈裟だけど、教科書以上の存在です。でも、もんだいは、その大事な教科書が手に入らないってことです。しょうがないよねー、わたしと健さんの年齢差は21歳もあるんだもん。健さんが「鏡の中のガラスの船」でデビューした時、わたしはまだ生まれてなかったんだもん。というようなわけで、最近の小説しか読んでなくて、前のは図書館にあるやつだけしか読んでません。だから、アンケートって言われても、答えようがないのです。読んでない小説を読みたいわけで、でも読んでない小説のどれがいいのかはわからないわけでしょ? そこでわたしのお願いは、誰かが選ぶというんじゃなくて、健さん自身がわたしのような年の読者に「これを読みなさい」って思ってる小説を選んでほしいってことです。よろしくお願いします。
rock@yamaken.comからのコメント●年齢差が21歳? うん、そいつは許されない愛だねー。

名前=G
性別=男
年齢=29
好きなカテゴリィ=ロック小説
シリーズ全体の冊数=4冊から5冊かなあ。
作品名&感想●
オートバイ小説をまとめて欲しいという方が多いのと同じく、音楽物(ロック/レゲエ)はエッセイも含めて1冊にして欲しいです。中編、短編も1冊がいいな。健さんの場合、テーマが多岐に渡るから時代順でなくていいと思います。
rock@yamaken.comからのコメント●ロックサイドからキツイ蹴りの一発、ちゃんと受け取りました。

名前=M
性別=女
年齢=23
好きなカテゴリィ=コンピュータとヴァーチャルスペース
シリーズ全体の冊数=6冊以上。全集でも買うぜ。
作品名&感想●
こんばんわ、KENさん。
「読みたい」というか(持ってるから自分はいつでも読める....(笑))、好き、っていう感覚で選んだら、僕は......
1.ティガーの朝食
2.真夏のニール
3.パーク・アヴェニューの孤独
4.ヴァーチャル・エクスタシー
5.サザンクロス物語
です。これでも、かなり困って選んだけれど。
僕がKENさんのストーリーに惹かれる一番の理由っていうのは、主人公や、登場人物が持っている「孤独」と「純粋」。それって、とても寂しげなものだったり、リスクの大きなものだけれど、僕にとっては、とても心地の良いものなんだ。
KENさんのストーリーを読んで、いつのまにかその世界の中に入り込んでしまっている時が一番心が落ち着いていられる。上に挙げたものは、そんな作品の中でも、僕が特にそう感じられるものです。
カテゴリィ分けに関しては、これでいいって思う。オートバイ小説で一冊っていう意見にも賛成。ねぇ、「セルフ・ポートレイト」は......共作だから入れないの? あの作品は実験的(?)で面白いし、ストーリーもとても素敵だと思うんだけどなぁ。
あと、それぞれのカヴァー・デザインっていうのもいつもステキだと思う。色々問題あって難しいのかもしれないけれど、何らかの形で使えればいいのに......でもこれって多分、無理な話なんだろうな。色々なこと勝手に書いてごめんなさい(^_^;
KENさん、いいものが仕上がるのを楽しみにしてるから、がんばってね。
rock@yamaken.comからのコメント●そうだ、「セルフ・ポートレイト」を忘れていたよ。あれの続編も書くって約束しちゃってたんだよなあ……。

名前=T
性別=女
年齢=28歳 好きなカテゴリィ=暴力と殺人
シリーズ全体の冊数=6冊以上。全集でも買うぜ。
作品名&感想●
山川さん、はじめまして。アンソロジーの企画、最高ですね! 私は、山川さんの小説だったらほとんど読んでると今まで思い込んでいたんですが、途中でシアトルに引っ越したってこともあって、90−3年頃に発表された本など案外読み落としてるんです。そんなわけで、ぜひ全集にして下さい。
 特に好きな小説は: 鏡の中のガラスの船、壜の中のメッセージ、パークアベニューの孤独、窓にのこった風、星とレゲエの島、水晶の夜 -- この辺はもーホントに好きです。絶対、今の私の一部になってると思う。主人公が音楽を根底に持ってる感じが当時の私とオーバーラップして、以来ずっと棲みついてます。
 初期作品は特に、むしろさらっと年代順に収録してカテゴリィ分けしない方がいいと思います。カテゴリィって、つまり山川さんの興味の対象ですよね? その推移が年を追って変わるのを、アンソロジーに見たいと私は思ってしまいます。
 上記以外では、”安息の地”が素晴らしかった。というか、びっくりしました。すごいドラマで。一気に読んで、最後で泣いてしまいました。
 あとは、”ジゴロ”が痛快で良かった。私もあんな感じで会社やってます。でも私はナンパしたりされたりといったアドベンチャーする時はひとりで行ってましたよ。
P.S.-- ストーンズが、来週火曜日にロシアで初のコンサートを開くとのニュースをCNNで見ました。'67年から政府に出してたリクエストについにOKが出たとのことで、ミックがすごーく嬉しそうな表情をしてたのが印象的でした。
rock@yamaken.comからのコメント●”ジゴロ”みたいな感じで会社やってんの? いるもんだねえ。気をつけてね。

名前=T
性別=男
年齢=32
好きなカテゴリィ=ロック小説
シリーズ全体の冊数=6冊以上。全集でも買うぜ。
作品名&感想●
読みたい本は 水晶の夜 サザンクロス物語。この2冊は何度か引っ越しをしている間に行方不明になってしまいました今 五木寛之氏の青春の門を久しぶりに読んでいます。山川版の青春の門 僕らは嵐の中で生まれた の続編も早く読んでみたいと思います。
rock@yamaken.comからのコメント●五木さんの『青春の門』は、内容もそうだけど、タイトルが「これしかない」って感じで、秀逸だよね。

名前=H
性別=女
年齢=はずかしながら40になったばかり・ショック・凄く・・
好きなカテゴリィ=ロック小説
シリーズ全体の冊数=4冊から5冊かなあ。
作品名&感想●
住まいが千葉の稲毛なので、千葉市内や(おそらく)千葉高の香りのする小説たちが気にいってます。千葉公園などの風景が目にうかんで読みやすい。私は今だに自分でもBANDやってるので、それ系の物語が読みやすいし、判りやすいです。オートバイや車は全く詳しくないのでよみにくいです。でも一応ほとんど読んでいますよ。
 なんだか後をひく、1冊読むと、もっと・・・って感じです。テイガーの朝食が好きです。でも、どれもそれなり(いい意味で)に好きです。参考にならないと思いますが・・・すいません。応援してます。これからもがんばってください!!!!!
rock@yamaken.comからのコメント●千葉市も変わったよね。でも、今でも、MySweetHomeTownだね。

名前=I
性別=男
年齢=38
好きなカテゴリィ=ロック小説
シリーズ全体の冊数=6冊以上。全集でも買うぜ。
作品名&感想●
ロックスがまた読みたいです。
ぜひもっとスピード感のある小説をかいてください
うまく言葉がでてこなくてすみませんでは。
rock@yamaken.comからのコメント●OK、飛ばすよ!

名前=S
性別=男
年齢=34
好きなカテゴリィ=その他
シリーズ全体の冊数=6冊以上。全集でも買うぜ。
作品名&感想●
ベースに流れる音楽でカテゴライズするのはどうでしょうか? 僕がそこにBluesを感じていても、健さんにはRockだったり・・・。その感じ方の違いを認識してみたい気がします。僕は、『ナッティ・ジャマイカ 』が読みたい。何度も何度もしつこい気もしますが、唯一読んでないので・・・。
rock@yamaken.comからのコメント●ジャマイカ物はT-Timeで、デジタルにまとめるという方法もあると思ってるんだ。そうなると、4部作で1冊、というラインは消えちゃうんだけどさ。

名前=W
性別=男
年齢=30歳
好きなカテゴリィ=ロック小説
シリーズ全体の冊数=4冊から5冊かなあ。
作品名&感想●
もう一度読みたい作品、それは「ロックス」です。
10年ほど前、当時私自身がやっていたバンドがちょうど停滞期でグズグズしてた頃この作品を読み、もう一度ちゃんとやろうぜって気にさせてくれた一冊でした。山川さんはこの作品をあまり好きではないようですが、書き直しをされるようですのでぜひぜひ期待しております。
rock@yamaken.comからのコメント●この間「回答」の欄に「ロックス」のことをあんなふうに書いたら、予想外の反響があって驚いちゃったんだ。ほとんどがお叱りのメールだったんだけど。でも、好きだという感情と嫌いだという感情は表裏一体だからさ。好きなのに、あそこを失敗したなあ……みたいな感じなんだよ。細かいところなんだけどね。

名前=H
性別=男
年齢=28
好きなカテゴリィ=その他
シリーズ全体の冊数=4冊から5冊かなあ。
作品名&感想●
INDEXにメール引用していただいたHです。本で勝負してる人に、失礼な内容だったんじゃないかってちょっと悪い気がしてます。俺が言いたかったのは「個人のしたたかさ」ってやつで、金もうけとかそんなことではなかったんです。ごめんなさい。
 では本題。ほどんど拝読してるんですが俺の印象に強く残ってるのは、「サザンクロス物語」「パークアヴェニューの孤独」「星とレゲエの島」「追憶のルート19」「安息の地」などで、要するにマイ・フェイヴァリットということになるでしょうね。山川さんの小説をジャンル分けして考えたことなかったんで、どういう風にしたらいいか俺もよく分かりません。あえて言えば、ジャンル別より年代別に分けたらいいと思います。20代の作品、30後半くらいまでの作品、その後今までの作品とね。
 というのも山川さんの作品って例えばロックものとバイクものって分けても、基調する部分が多いし、それより年を経ることによって変化していった事の方が多いと思うからです。山川さんはその変遷に特徴ある作家だと俺は考えてます。というのもロック、ブルーズを中心としたライフに主眼を置きながら、それを捨てることなく、徐々にヴァージョンアップする感じで、色んなものを吸収していってるじゃないですか。
 よく、一度確立したスタイルを捨てて全く新しいものに挑む、っていう作家がいますけど、山川さんはそういうのでもないですよね。かといって一つのものにしがみ付いてるわけでもなく、その辺のとこが微妙で独特だと思うんです。
 やっぱり山川さんは根っからのブルーズ人間なんですよ。ロック、レゲエ、ラップと形を変えながらもそれらはブルーズのエッセンスを根底に保ってるように、山川さんの作品は、進化しながらもそのエッセンスは初期から今まで何ら変わってないと思うんです。
だから山川健一という作家がどんな作家なのかと広く世に問う場合、その特色たる変遷が分かるように年代別にしたら面白いんじゃないかということです。死んじまった作家じゃないわけですから、「そしてこれから」って繋がっていくその成長が分かるようなのを俺は期待してます。
 山川さんを考えた場合、俺はそういう風にしか思い浮かびません。
 何度も言うように「己は何者であるか」というところで勝負している数少ない作家である山川さんだから、ジャンルでなく、人間的変遷を見、感じ、新たに何かを発見したいのです。
 それから、エッセイ集はどうなんですか。俺「初台R&R物語」とか「みんな19歳だった」あたりが大好きなんですよ。俺と丁度同じ年齢の時くらいに書かれたやつでしょ。なんか読み返してみて、いいなあ、よく分かるなあと思えるんですよ。
 だから、年代別の小説集三作、同じく年代別エッセイ集一作ってのが、俺の提案です。
 あと最後に、山川さんの地味だけど心に染みる作品は「綺羅星」に収録されてる「月夜野の風」。個人的にめちゃ好きなんですよ。是非どこかに紛れ込ませて欲しい逸品です。
 いやあ、どんなのが俺らの手にとる事ができるのか、今から楽しみやなあ。
 いずれにせよ「ウームさすが」とうならせるような編集にして下さいよ。
 まあ、狂わん程度に思いっきり試行錯誤して悩みまくってくださいね。
 じゃあ、最大のリスペクトを込めて、LOVE&PEACE KEEP ON ROCKIN’
rock@yamaken.comからのコメント●メールを引用させてもらって、ごめんね。しかも、事後承諾だったしさ。でも、あんまりいいメールだったもんだから。年代別エッセイ集一作ってのは、ちょっと考えてみます。どこかの出版社に、この企画とは別に頼んでみようかな。