書き下ろし長編小説 「歓喜の歌」

(幻冬舎・1500円)
3月28日発売

セックスができない者に、愛を求める資格はないのか?

絶望と孤独の中、カード会社で
未払いの回収に駆け回る男。
過去を隠すために多重債務に陥り、
ただ死に向かって漂う女。
運命に導かれたように
体と精神に不安を抱えた二人が出逢い、
冷酷な現実が変わり始める。

クレジットカード会社の実像と金が君臨する現代社会を描ききり、
そこに登場する者の<愛と希望>を圧倒的筆致で問う。
エンターテインメント文学の決定版!

大手クレジットカード会社の調査部に勤める高村康之は、
カードローンなどの未払いの回収に携わっていた。
調査部は、華やかに見えるかもしれないカード会社の
知られざる一面を持った部署である。
将来を嘱望され昇進目前の高村は、
他人からは順風満帆の人生のように思われているが、
身体の問題によって深く絶望していた。
ある日、彼はカードローンに苦しむ女性・沙希と出逢う。
彼女はこれまでどんな女も受け容れることのなかった高村を、
温かく包み込み許してくれるただ一人の人間だった。
願ってやまなかったいちばん欲しいものを手に入れた高村だったが、
多重債務を抱えていた沙希は突如として失踪してしまう。
沙希の身を案じその行方を追い求める高村の前に
次々と驚愕の真実が浮かび上がる。
五年前の殺人事件、恐喝、姿なき脅迫者……。
冷酷な真実の前に高村が選んだ決断とは?


朝日新聞に掲載された広告

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