| 名前= shuichi.kinoshita 性別= Men 年齢= 37 好きな場所= 夜の海辺 山健の最近作で好きなもの= ジーンリッチの復讐(メディアファクトリー) どんな本を読みたいですか?=長編小説 感想=1日で読み終えました。おとぎ話のようで、リアリティがあり・・・・ 言葉で表現するのは無理ですね。 我々を取り巻く環境はとても微妙なバランスで成り立っている。まるでコマのよう. 少しのバランスが崩れると一瞬でこれまでの生活が消滅してしまう。 生きていくにはただ回り続けなくてはいけない・・・ まだ子供をもっていませんが自分の子供が康之のような体で生まれてきたとしたら・・・どうなるだろう。 また自分が康之だったら・・・・と思うと眠れませんでした。人間は生まれた瞬間から 砂時計のように死に向かっていっている。いづれ死ぬならもっといろんなことを知っていきたい。同じ時代を生きている作家。健さん、これからも俺たち読書者にいろんな世界に連れていって下さい。 ◆きっとぼくらは、とんでもない時代を生きているのだろうと思います。のーてんきなはずのぼくも、さすがに鬱屈していくのを感じる。でも、どうせ限りのある人生なのだから、精いっぱい生きようと思うんだよね。 |
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名前= tomoko 山健の最近作で好きなもの= ニュースキャスター(幻冬舎) |
| 名前= pooh 性別= Men 年齢= 40 好きな場所= 夜の海辺 山健の最近作で好きなもの= 死ぬな、生きろ。(小学館) どんな本を読みたいですか?= 長編小説/自然科学に関するエッセイ 感想=水晶の夜”からずっと山川さんの本を読ませていただきましたが、今回は読み始めるのにずいぶんと時間がかかってしまいました。 程度の差はあれ、私も高村さんのように”くじに当たってしまった人間”だったので正直、この本を読むのが怖くて・・・。それでも、何とか読み終えて温かい気持ちになれて正直、ホッとしました。 細胞レベルまでいっても細胞膜に覆われた2つの細胞が完全に溶け合う事が出来ないのなら、2人の人間がただ抱きしめあってお互いの温かい血の流れを感じる”愛”があってもいいような気がしました。 私自身、天使が現れた今でもどこかで「いつか天使が飛び立ってしまうのでは?」という思いが頭をかすめてしまいますが、この本でいろいろな意味でゆっくり階段を降りて行く勇気と強さを少しだけもらった気がしています。 これからも夜空に輝く”月”のような作品を私達に届けてください。 ◆天使というのは、きっと、それを感じる人の内側にいるんだね。『歓喜の歌』を書いている時には気がつかなったんだけど、皆さんからのメールを読んでいるうちにそう思うようになった。poohさん自身の天使を、いつまでも大切にしてください。 |
| 名前= しまさん 性別= Men 年齢= 35になったばかり 好きな場所= 自分もしくは恋人の部屋 山健の最近作で好きなもの= ニュースキャスター(幻冬舎) どんな本を読みたいですか?= 長編小説 感想=些末なことから書いて申し訳ないですが、山川さんも経済のことを勉強されていることにまず驚きました。本当に失礼な言いようで申し訳ないです。でも、今のこの時代に触れている者として、経済の問題は切り離せないですよね。僕も自分なりにちょっとずつではありますが、政治や経済のことを勉強し始めている所です。 バブルの頃に踊り狂った一人として、あの時起こったことはたぶん既成の価値観の崩壊だったと思うんです。20才そこそこの青二才が大金を手にできたり、性の問題から、社会の機構まで全てからタブーが消えて、価値観が細分化され100人100様の価値観が当たり前になった。 でもその大崩落を通り過ぎてみると、残骸だけが虚しく残ってしまった。そんな虚無感や徒労感が個人には残り、公には統制するものがなくなってしまった。もちろんそれは全部が悪いことではなかったとは思いますが、結果として新たな価値観なり、行くべき道筋を作ることはおろか、再構築することさえ出来なくなってしまった。迷走するしかない時代に、今、あるんだと思います。 これはあくまで僕個人の意見なのですが、そんな気分を引きずったままでいるので、どこかに希望や、ほんのわずかな明日へのヒントを見つけたい、と言うような気持ちで文学や音楽に触れてしまいます。 実は久しぶりに山川さんの小説を読みました。「ニュースキャスター」以来です。正直、感動しました。時が移ろっても変わらないモノがある。あの崩壊の時代にすらかろうじて消え去らずに残ったもの。誰かを守ってあげたい、愛していきたい、そういうピュアなものこそ、時代を越えても変わらぬ輝きを放つことができる。外見や街の風景が変わっても。だからそれを大切にしていこう。 そして、逃げ出すのではなく、自らの足で歩き出すんだ、と山川さんに背中を押されたような気がしました。 ◆ぼくは様々なことに対して素人なんだけど、自分でカリキュラムを作って勉強するようにしてるんだよね。経済にしてもそうだし、遺伝子や動物行動学とか、免疫学とかバイオテクノロジーとか、仏教や道教や神道、日本の成り立ちとかね。週に10册ぐらい本を読んでるんだけど、学校で強制されてやる勉強ではないので楽しいし、必死にもなるよね。死ぬまでにいろいろなことを知っておきたいと思うし、そう考えると時間はあまりにも少ない。ひとつの世界について学んでいると、最初はわけが分からなくても、ある時点で一気に視野が広がるところがあって、するとジャンルの異なる様々なことはすべてひとつに繋がっているんだなと感じます。 |
| 名前= Kenji Nakagawa 性別= Men 年齢= 33 好きな場所= ワインディングロード 山健の最近作で好きなもの= ニュースキャスター(幻冬舎) どんな本を読みたいですか?= ストーンズやブルースなどロックエッセイ 感想=なんて甘いんや。なんて優しいんや。どうしようもないくらいベトベトや。この狂い始めた世界、糞ったれた閉息感、先が見えへん分厚い靄。でもそいつにはかすかにグラデーションがかかっててさ、一番色が薄うなってる所に目を凝らすと何か見える、確かに見える。そう、希望って文字が見える。アキラが目の前の分厚い岩壁(ロック)を揺るがそう(ロール)としてるのを思い出さずにはおれんかったよ。R.B.Cは抱囲されても諦めんかったよな、自分達はここで死んでいくけども、自分達の闘いを見てくれているロクデナシどもがきっと立ち上がってくれると。文学?エンターテイメント?So What?そこには山健の言葉があるだけや。その言葉にオレは希望を見たよ。今までは個人のココロの救済、再生(星とレゲエの島とかママアフリカとかさ)やったけど、今回は天使やもんなあ、皆んな呑みこんじまったよ。ぜんぜんOKよ。何か意志を感じたよ、でっかいさ。ま、的外れなことばっかり言ってんじゃねーよ!、と怒ったかもしれんけどさ、こう読んだ奴もいるっつーことで。じゃ、お元気で。 ◆アキラは『さよならの挨拶を』の主人公で、R.B.Cというのは『水晶の夜』に登場するルード・ボーイ・クラブのことだよね。知らない人もいると思うので、念のため。今、R.B.Cってたしか…みたいな感じで『水晶の夜』のページをめくってみて、結末のところを読んでしまった。思えば遠くへ来たものだ。でも、もっと遠くへ行けるはずだよね。ぜんぜん的外れな感想じゃない、励まされるよ。ありがとう。 |
| 名前= yoshi 性別= Men 年齢= 31 好きな場所= 夜の海辺 山健の最近作で好きなもの= 死ぬな、生きろ。(小学館) どんな本を読みたいですか?= 山健語録 感想= ぼくらの世界の希望のなさと、同時にそれでも希望を持たないと生きていけない人間というものに感動しました。でも、変な言い方かもしれませんが、小説だと筋を追い掛けるのがうれしいような面倒臭いというのとはちがうけど、もっとストレートな山川さんの意見が聞きたいというのは無理な注文でしょうか。つまり、この世界ってものは10年後にどうなっているのかとか、どう生きたらいいのかとか、そういうことを率直に語った山川健一の本があればいいな、と思います。結局、ぼくは山川さんの影響でストーンズを聞いて、印象派とか遺伝子とか仏教とかいろいろな世界を旅して、でも本当に知りたいのはその先。転がり続けろと言われても、どこへ転がればいいのか。山川さんはぼくにとって兄貴以上の存在。教祖とまでは言わないけど、でも、教祖かな。だから聖書とまでは言わないけど、いろいろな問題について具体的に意見を述べた山川健一語録みたいな本がほしい。本にするのが無理ならインターネットで伝えてください。会員サイトのほうでもいいので、それがアップされるなら金払います。 ◆ぼくはどこにいても、違和感のようなものを感じてる。一応「作家」という肩書きで生きてきたけど、自分が書くものは「文学」そのものではなく、でも「宗教」ではないような気がする。「ロック」と「文学」も、ぼくのなかでは同じものだしね。オートバイや自動車にアプローチする時にも、「文学」や「宗教」や「ロック」というフラスコでぐつぐつ煮る、みたいな感じ。どこへ行っても素人で、だから教祖だなんてとんでもない。でも、こんな時代なので、具体的なひとつひとつの問題に関してなるべく自分なりの意見を述べるよう心がけるよ。 |
| 名前= nakagawa keiko 性別= Women 年齢= 51 好きな場所= 自分もしくは恋人の部屋 山健の最近作で好きなもの= ニュースキャスター(幻冬舎) どんな本を読みたいですか?= 長編小説 感想= 山川健一は変わった、と広告にありましたが、わたしはむしろ、山川さんは今、変わろうとしているんだなと感じます。その転機のようなものを感じたのは、この歓喜の歌と、前作の死ぬな、生きろ からです。作家がどういうふうに変わっていくのかを感じるのは同世代、同時代に生きる者の醍醐味ですが、こんな時代ですので「醍醐味」なんて言っている余裕は私にはありません。あなたがどこに向かわれるのかという問題は読者である私の切実な問題でもあり、ずっと注目しております。 ◆なんだか、とてつもないことが起こる時代の入り口に、ぼくら全員が等しく立っているような気がします。フォトンベルトの話とか、クローンやジーンリッチといった科学の前線、中東問題とか、北朝鮮の問題とか。告白すれば、ぼくが今現在抱えている悩みというか、最大の問題は、神秘の領域に踏み込んでしまってもいいのかどうかということです。哲学は知的に優れた一部の人々のもので、宗教はもっと分かりやすく優しいものだと思います。哲学や思想について思考することは山に登るようなもので、高みへ行けば行くほど孤独になっていく。しかし、宗教には救いがあるのだろうと思います。そしてすべての宗教が神秘体験を前提にしている以上、宗教を受け入れるということは、特定の宗教団体に所属なんかしなくても、神秘を容認するということです。自分がそこへ行くべきなのかどうか、しかしそこへ行ってしまったら小説なんか書く必要はないのかもしれないし、いくら考えても結論が出ないのです…。 |
★多くの感想、ありがとうございました。一応、これで締めきりということにさせていただきます。いただいたフォームのほうのメールは1通のこらずアップしたつもりですが、万が一「おれの送ったメールがアップされていない」という方がいらっしゃいましたら、お知らせ下さい。すぐに対応します。 山川健一